2010年7月3日土曜日

払わなくていいものは返してもらいましょう。


世の中に、アパート暮らしの人は大勢います。
そのすべての人が、入居時に敷金、礼金などを支払い、また、毎月家賃を納めて住んでいる訳です。

そして、何らかの理由により、アパートを出るときがやってきます。

そのときに問題となるのが、いわゆる「敷金返還」についてです。
ここ数年は、マスコミ等で取り上げられる機会も多くなり、社会問題化しつつあるようです。

Webにおいても、敷金返還に至るまでを詳細に公開してくれているところも多数あります。
ですが、そのほとんどは、大家に支払う前に調停なり、裁判なりで、「支払わなくてもよい」(つまり、大家に預けてある敷金を返してもらえる)という判決を貰う、といったものでして、敷金のほかに、修繕費用の不足分を請求されて、請求通りに一旦払ってしまった後で、「しまった!」と思い、本来は払わなくてもよかった分を返してくださいよ、と返還請求をした事例の報告は、ほとんどありません。

そこで、不肖、私が、一旦払ってしまった精算金を、たいした証拠もないという不利な状況から調停申立てを経て、請求額の約6割強取り返した記録と記憶を公開いたします。

(具体的には、支払総額 183.750円、返還請求金額 142.530円、調停成立による返還確定額 90.000円) 


一旦支払いを済ませた後、「あれ?」と感じているあなた、既に支払を済ませてしまったからといって諦めていませんか?
支払ってしまった後でも問題ありません。諦めないで頑張りましょう 。
必ず取り返せます。

払わなくていい物は、返してもらいましょう。


※この記事は、2003年7月にまとめたものです。あくまで当時の記録としてご覧ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿