2005年2月7日月曜日

軽自動車の車検を自分で通そう!7


コースへ入ろう



検査コースは第1レーンがBSテスタ、第2レーンがマルチテスタになっています。
コースは9:00から始まります。始まる前に並んで待っているくらいのほうが いいですよ。初めての人は第2レーンに並ぶといいでしょう。
2コースはマルチテスタで、車をあまり移動させなくても機械が自分で動いてくれますので、初めてでも安心です。

では、もう一度コースのおさらいを。



朝一番(9:00前)で2コースに並んだら、先頭から3~4台くらいは最初に車台番号の確認や、 灯火類の検査をしてくれますので、ボンネットを開けて待っていましょう。
コースに並んだときに既に9:00過ぎだった場合や、並んでいても5台目以降だった場合は
先にボンネットを開けて待っている必要はありませんので、そのまま並んで順番を待ちます。
朝一番で並んだ人以外は、最後のドライブ・オン検査のときに車台番号の確認、灯火類の検査をします。

車台番号の確認と灯火類の検査

まず最初に、ボンネットを開けて待っています。
検査員がついたら、書類一式をすべて渡し、「初めてである」旨を告げましょう。検査の受け方を親切に教えてくれますよ。
車台番号はボンネットの内部に刻印されている番号と照合します。そのあと、ホーン、ウィンカー類、ワイパーなどの 外回りの検査をします。指示に従って操作します。

検査員の指示が良く聞こえるように窓は開けておきましょう。
でも、かと言って窓は全開にしないほうがいいと思います。
全開にしていると、スモークフィルムを貼っているのでは?という疑いを掛けられます。
と、言っても、「窓を閉めてください」と言われる程度ではありますが。
声が聞こえる程度に、半開きくらいでいいと思います。

「ボンネットを閉めてください」と言われたら、車を降りてボンネットを閉めます。
そのときに車内の検査項目(発煙筒など)を検査します。終了したら、書類を受け取って前の車がコースに入るまで待機となります。

テスタでの検査

前の車が先に進んだら、「進入」の合図が出ますので、指示に従ってテスタに乗り、検査を受けます。
テスタでの検査の詳細は、「WorkShop 2&4」でお勉強してください。この機械は全国共通だと思います。
ただひとつ、注意点として、茨城事務所のテスタは、BSテスタ、マルチテスタとも
スピードメーター検査は自走式です。いつまで待っていても動き出しませんので、お間違えのないように。

また、各検査は電光掲示板の指示どおりに進めますが、マルチテスタの場合、ひとつの検査が終了したあと次の検査へ進むのに多少時間がかかります。
一台でいろいろな検査ができる反面、ひとつの検査が終わって次の検査に移るまで機械がスタンバるのに時間がかかるわけです。
このとき、検査を開始する指示が出る前に車を動作させると、検査が上手くいかず、「×」になってしまう事があります。
「ライトを点ける」、「ブレーキを踏む」、「サイドブレーキかける」などの指示が出てから動作に移ってください。
焦ることはありませんから、ゆっくり、確実に進めてください。

ドライブ・オン検査

車をジャッキアップして下廻りの検査をします。
最初に車台番号などの確認を済ませていない人はこのドライブオンの前に検査を受ける事になります。
検査員の指示に従ってください。

自動車検査証・検査証票の交付

検査に合格すると、コースの一番最後、中央部分にあるブース(配置図の8番)に書類一式を提出します。
ここで自動車検査証(車検証)に更新印を押してくれます。これであと2年間継続した事になります。
フロントガラスに貼る黄色の証票もここで貰えます。自賠責証明書は確認してすぐ返してくれます。

これで継続検査は終了です。コースを通ったあとは再び事務所に戻る必要はありません。
そのまま帰ってしまって構いません。お疲れ様でした。





※ おことわり ※

この記事は、2001年5月に『Web momoko』のコンテンツとして初めて登場し、その後、『A Weblog@桃』に転載したものを一部改稿して再度記事にしたものです。
初稿公開から相当時間が経過してしまっていますので、あくまで参考程度にお読み頂ければと思います。





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