2005年10月1日土曜日

モナーの勝利?

2ちゃんの管理人、ひろゆき氏の公開質問状発表から期限の1週間が経過した今日、AVEXから『いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方』と題する文章がWebに掲載されました。



色々言い訳してますが、モナーを取り戻すために一生懸命がんばった皆さんの勝利、ということなんでしょうか。どうもそうでもないようで。

グッズ販売ページに小さくリンク張ってるだけだもんね。しかも、『のまネコ』グッズの販売は継続中。



確かに、問題の大きさに対して、『反省文』の扱いが小さいように思えます。で、『殺人予告』を引き合いに出して、モナーを取り戻すべく奮闘している皆さんに『貸し』を作って『こっちは大人なので折れてやった』的表現とも取れる文面です。



この文章の発表に伴い、以前の『のまネコはモナーじゃなくてAVEXのオリジナル』らしきことを語っていたページ(http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050908noma.htm)は削除されています。



今回の『反省文』も、いつ削除されるか怪しいので、とりあえず以下に貼っておきます。苦情がきたら削除します。



それにしても殺人予告なんてあったんだねぇ。結構こまめにチェックしてたんだろうね、関係者は。

それにしても、嫌がらせは許される行為じゃないです。




■いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方

��http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050930info.htmより転載)



この度、私たちが販売しております「のまネコ」に関して、これまで皆様に混乱を招いたことを反省しつつ、「のまネコ」にかかわって今まで私たちがしてきたことをすべて見直しました。


結論から言いますと、現在CDに特典としてつけているマイアヒ・フラッシュを今後はもうつけないことにしようと思います。また、「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。こうすれば、多くの方々が共有財産として楽しんでいる「モナー」等について、私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を完全に払拭できると考えたからです。


私たちは、昨年10月に、「恋のマイアヒ」の楽曲を使ってアスキーアート文化の影響を受けた映像と共に音楽を楽しむ面白いフラッシュを見つけました。そのフラッシュは、使用許諾なく楽曲を使用していましたが、「これは非常に面白いので、是非皆さんにも楽しんでもらおう」と思い、作者の方に私たち用に改めてフラッシュを作ってもらい、もちろん作家の許諾を取った上で、CDの特典映像としました。それがマイアヒ・フラッシュの始まりだったことは皆様ご存知のとおりです。


しかし、その後CDの売れ行きが予想もしないぐらい伸びたことを背景に、私たちはビジネスとして、ぬいぐるみ等の「のまネコグッズ」をオリジナル商品として出すことにしました。その商品は、マイアヒ・フラッシュのイメージを残しつつ新たなオリジナリティを加えて別のキャラクターとして描き下ろされたものであり、もちろん「モナー」とは異なるものとして作っていただいたものですが、皆様には、「のまネコ」は上記のような経緯で誕生したマイアヒ・フラッシュと同様のものであると受け取られ、「のまネコ」によって「モナー」等のアスキーアートの自由な使用が制限されるのではないかといった様々なご不満・お叱りをいただきました。


私たちは、「のまネコ」は「モナー」とはまったく別物であり問題ないと考えていたからこそ、海賊版に対抗すること等を考えてごく普通に商標登録出願をしてもらったのですが、皆さんの気持ちの中では、「同じようなもの」というように捉えられたのだと思います。正直なところ、私たちは、別物ではあるものの、上記のとおりアスキーアート文化をバック・グラウンドとしてもつマイアヒ・フラッシュの知名度が「のまネコ」グッズ販売の一助になると考えておりました。


しかし、このことが原因で今回の混乱を招いた以上、直ちにマイアヒ・フラッシュの提供を中止し、「のまネコ」の図形商標の登録出願も取り下げることで、皆さんに安心していただこうと決心した次第です。

と、発表しようと思っていた矢先、本日未明、2ちゃんねるにエイベックス社員に対する殺人予告が載せられました。「のまネコ」問題が取りざたされるようになってから、今までも、一部の心ない方から嫌がらせまがいのことが私たち及び関係者に対して行われてきましたが、善意のファンや一般消費者の方々の声を真摯にうかがおうと思い、特段の措置はとりませんでした。しかし、今回のものは明らかに不法かつ著しく反社会的であって到底見過ごすことができるものではないので、警察に被害届けを出すことにしました。


この事件に接して、正直言って、冒頭からの発表文を出すことにややためらいを感じましたが皆様を信じて当初の予定通り発表させていただきます。



エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月30日




0 件のコメント:

コメントを投稿