ブラジル・グランプリで、フェルナンド・アロンソ(RENAULT)が3位入賞、6点追加して117ポイントで史上最年少でFIA F1世界選手権を獲得しました。
これは、キミ・ライコネン(McLaren・Mercedes)が2位でチェッカーを受け、得点差は23に縮まったものの、残りをライコネンが連勝し、20点を挙げても逆転できなくなったため。
ちなみに優勝はファン・パブロ・モントーヤ(McLaren・Mercedes)で今季3勝目。
四輪レース経験わずか2年で、2001年にF1デビューを果たしたアロンソは、24歳1カ月27日の若さで世界チャンピオンに。(これまで最年少記録はエマーソン・フィッティパルディの、25歳8カ月29日/1972年)
と同時に、ミシュラン復帰(2001年)後初タイトルを同時達成。
アロンソはミシュランタイヤでF1タイトルを獲得した4人目のドライバーとなります。
ほとんどミシュランユーザーなので、可能性としてはかなり高かったわけですが、ここ数年のフェラーリの好調により、ほとんど『フェラーリ専用タイヤ』だったBSに大きく水をあけられていた感じでした。
今シーズンのフェラーリ不調の原因がタイヤだとは思いませんが、今年のミシュランは違いました。
パートナー7チームとともに圧倒的な強さを発揮し、全19戦中の17戦を終えた時点で、16勝・ポールポジション16回・ファステストラップ14回を記録。
表彰台順位51(3位×17戦)のうち41を、また663ポイント(10+8+6+5+4+3+2+1点×17戦)のうち543ポイントを、ミシュランパートナーが獲得していますが、これはミシュランユーザーがほとんどなので、今シーズンは特殊な状況下だったといえます。
また、今年のミシュランといえばアメリカGP。
オーバル走行に問題があるとして決勝レースは棄権(フォーメーションだけ走ってピットに入りそのまま全車リタイア)という騒ぎもありました。
賛否両論ありますが、そもそも『タイヤ交換なし』というレギュレーション自体がおかしいのでは、とも思います。
個人的には昔懐かしい『タイヤ交換OK、ガソリン給油なし』、というスタイルがいいなぁ。
一方のコンストラクターズ選手権ですが、1位マクラーレンと2位ルノーは17戦終了時点で2ポイント差。
まだ決着してませんが、いずれにしてもミシュランユーザーなので、ミシュランホクホクの2005シーズンとなりました。
それにしても17戦終了してるのに、あと2戦あるんだよね。
今年は皆さんご苦労様です。鈴鹿もがんばりましょう。
琢磨ネタは現時点ではあえて書きません。
とりあえず、BARで走ることはおそらくもうないでしょう。HONDAとも決別することになるんだと思います。
Web上でも、今まで応援していた人、批判してきた人巻き込んでのちょっとした論争にもなってるみたいです。
皆さん各所で盛り上がっているようですが、ここではもう少し時間が経過したら書いてみたいと思います。
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