在日アメリカ軍が展開している、被災地救援作戦だ。
政権交代後は、彼ら在日アメリカ軍のことを『邪魔者扱い』する日本人も多かったように思う。そういう流れにしてしまったのはもちろんトップに立つ人たちが悪い。
それなのに、日本人を救うべく、地震直後から、空母まで投入して、非常に強くて温かみのある、頼もしい活動をしている彼らには頭が下がる思いだ。
たしか、イラクの時にブッシュ大統領を全面支持した小泉さんは、何かあったとき頼りになるのはアメリカ軍だけ、といったようなことを言っていた。まさに、今、その時なんだと思う。
そのトモダチ作戦の隊員が日の丸の中に漢字で『友』というデザインの丸いパッチをつけている写真を目にした。
【東日本大震災】米軍救援活動に密着 命懸け「トモダチ作戦」 - MSN産経ニュース
【東日本大震災】米軍「日本は逆境を乗り越える強さを持っている」 トモダチ作戦に密着 - MSN産経ニュース
作戦自体に感動していた折、そのパッチのデザインに凄く魅かれた。秀逸だと思った。
これは、アメリカ軍が作ったものだと思っていた。
不謹慎かもしれないが、直感的に、『これが欲しい』と思わせるパッチだった。
数日後の新聞で、このパッチは、とある日本人の方が、前から付き合いのある部隊が
今回の作戦に従事することを知り、感謝の気持ちを込めて製作、無償供給したものであることを知った。
【東日本大震災】「救援活動のお礼」米軍にワッペンを提供 - MSN産経ニュース
制作者の雨宮さんの気持ちが良くわかった。そして、このパッチに込められた気持ちがわかって良かった。
知らなければ、単に『格好いいパッチ』で終わっていたところだった。単に、『これ欲しいな』で終わっていたところだった。
物に込められた思いというものは、外見からは見えない。
それは当たり前なんだけど、その思いを知っているのと、知らないのとでは全く違う。
物を手にすることで、気持ちも共有することができる。そういうことだと思う。
オペレーション・トモダチ - FROM EDITOR・・・・・航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ
心配されるのが、偽物を勝手に作る馬鹿野郎とか、ネットオークション等で転売する阿保野郎が現れることである。
このパッチに携わった方々の『心』を『金儲け』で踏みにじるような行為が起こらないことを願うばかり。
そして、全く使えない民主党政権が早く終わることを願ってやまない。
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