2011年3月21日月曜日

平成23年3月11日・いま思っていること。

まずもって、平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりのお見舞いを申しあげます。
被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。


私も被災してしまいました。

地震以降不通になっていたADSLがやっと復旧しました。

ですので、今、思っていることを、今のうちに綴っておきたいと思います。






久しぶりの更新が、こんな形になってしまって非常に残念です。
今現在、正式な名称は判りませんが、『東北地方太平洋沖地震』による、『東北関東大震災』というのが一般的な名称のようです。
名前の通り、東北地方に甚大な被害をもたらした訳ですが、東北だけでなく、北関東も重大なダメージを受けていることを理解して頂きたいと思います。
私と縁が深い茨城県沿岸地方も、亡くなった方は東北沿岸各県より少ないものの、地震や津波による深刻な被害を受けています。
ですが、こんな時によくわかるのは、人々の愚かな部分。
被害者でもあり、ある意味加害者になってしまっているのです。
醜いガソリン争奪戦。
道路に車を停めたまま、運転者は不在。車列は住宅街の生活道路にまで。
必要以上の食料品買い占め。
そんなに食べられるの?
デマ・風評・チェーンメール。
南へ、西へと逃げだす過剰反応。
いかに『無知』な人が多いのかが良くわかりました。
そういう人は、今後、電気も使わず、レントゲン、CTも一切使わずに余生を生きてください。
現代の日本に生れて、そして、日本で過ごしている以上、原子力発電で生み出される電力を使わずに生きていくことは不可能です。
そして、その電力を生み出すために、ある意味犠牲になっているのが福島県の皆さんなのです。
自分さえよければ、という人がいかに多いか。
原子力発電所がある地域も、何事もなければ、Win・Winの関係が保たれたのですが、残念ながら、事態は悪い方向へ向かっているようです。
事態が収拾されたとしても、福島第一発電所は、おそらく閉鎖されるでしょう。
第二発電所も運転再開は当分難しいでしょう。電力供給はしばらくの間、不安定になるでしょう。
よく考えてほしいのは、福島県にある東電の発電所は、全部、東京をはじめとする大都市の電力を賄うために建てられた、という事です。
あなたは、福島県の人を見捨てて、自分だけ逃げられますか?
本当の、ぎりぎりの、これ以上この地にとどまると命が危ない、という段階になるまで、冷静に事態の推移を見守りたいと思います。
こうしている間にも、何とか水を入れて冷やそうと、命懸けで任務にあたっている方々がいます。
頭が下がります。
現場の人はいつも最前線で戦うようです。これは、職種に関係なく、平時でも言えることですけど。
自分が燃料を補給しなければ、被災地の方に燃料が届く訳でもありません。
自分が買い占めなければ、被災地の方に食料が届く訳でもありません。
自分が節電すれば、被災地に灯りがともる訳でもありません。
大切なのは、心の問題なのではないかと思います。自己満足、と言われればそうかもしれません。
みんなで、頑張りましょう。
自分が出来ることをやっていきましょう。
元の生活に、少しでも近づけるように。
元の街並みに、少しでも近づけるように。

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