2005年10月28日金曜日

2006年の新予選方式。

来季の予選方式についてFIA世界モータースポーツ評議会は、予選を“ノックアウト”方式に変更し、タイヤ交換を復活させることを承認。
26日にローマで行われた評議会で、2006年レギュレーション(タイヤおよび予選フォーマットについて)の承認を行った。
この評議会の承認を受けて、来季はレース中のタイヤ交換が許可されることとなった。
意外にも早く私の願いが叶った形となり、タイヤ交換復活は歓迎したいと思う。

さらに私の要望が実現した。

それは、各ドライバーが1グランプリにおいて使用できるドライタイヤは7セットに制限され、その中でも『予選とレースで使うタイヤは同じスペック』ということ。

以前のQタイヤはもの凄かったけど、同じタイヤで予選と決勝っていうのがいいと思う。
いくら究極のグリップを得られても、長いサーキットでは1周持たないようなタイヤではどうしようもないと思うし。

予選に関しては、“ノックアウト”方式が採用になった。
来季の予選は土曜に1時間行われる。セッションは3パートに分けられ、複数のドライバーが同時に走行してタイムアタックを行う形態へ戻る。周回数に制限はない。
実際の『予選』はどのように流れるか、だけど、次のような感じになるらしい。
��ドライバーが20人の場合)


  1. 予選でコースインした時からレーススタート時まで、車に手を加えてはいけない。ただし、給油とタイヤ交換は許される

  2. 予選開始から40分は給油が可能

  3. 最初の15分で下位5人のドライバーのグリッドを決定(16~20位)

  4. この時点で残りの15名のタイムはリセットされる

  5. インターバル(5分)

  6. 2回目のセッション(15分)

  7. このセッションでの下位5名のグリッドが決定(11~15位)

  8. ここまでのセッションでドロップアウトしたマシンは、決勝に向けピットレーンがオープンするまでの間、いつでも給油することができる

  9. 2回目のセッションで残ったドライバーのタイムは再びリセットされる

  10. インターバル(5分)

  11. 最後のセッション(20分)で残った10人のドライバーがトップ10のグリッドを争う

  12. 最後の20分のセッションに走行するマシンは、レーススタート時の燃料で最終セッションをスタートすること。ただし、レーススタート前に、最終セッション開始時の燃料搭載量と同量まで再給油できる


これが仮に22台以上のエントリーがあった場合には、上記のフォーマットにて『落とす』数が変わってくる。
最初のふたつのセッションで6台ずつドロップアウト、最終セッションには10台が進出。
そして、24台のエントリーがあった場合は、(あるかな、そんなことが)最初のふたつのセッションで6台ずつドロップアウトし、最終セッション進出は12台。

以下、モズレー会長のコメント。
「テレビを観ていれば、最も遅い5台がいなくなり、そしてまた次に遅い5台がいなくなるのが分かるだろう。さらにラスト20分にはタイムが次第に速くなり、搭載燃料は減る。そして燃料が減ったところでタイムを出すために新しいタイヤを装着するから、本当に劇的な展開になるだろう」
「唯一の問題は、誰もがベストタイムをラスト1分に出そうとするということだ。彼らはチェッカーフラッグが振られる直前にラインを超えてアタックラップを開始しようとするだろう。クライマックスのない状態からクライマックスのあるものになれば、全体が変わるだろう」
また、同評議会は、2008年に向けたレギュレーションパッケージの承認も同時に行った。
この中にはCDG(センターライン・ダウンウォッシュ・ジェネレーティング)ウイング、ワイドなホイール、スリックタイヤの採用、タイヤサプライヤーを1社にしぼるといった事柄も含まれているそうで、タイヤ供給が1社というのはどうも戴けないが、『太いスリックタイヤ』はやっぱり格好いいので素直に歓迎したい。
今年12月末までにF1テクニカル・ワーキング・グループの80パーセントの承認をえられれば、このパッケージは2007年に採用されるそうだ。

2005年10月18日火曜日

小泉首相の靖国神社参拝。

小泉首相の靖国神社参拝。
2001年の首相就任以来、毎年参拝日を変えてはいるが、年に1回の参拝を続けて今回が5回目。
今年の参拝は秋季例大祭に合わせ行われ、拝殿前で参拝する一般と同じ形式に変更。
本殿にも入らず記帳もしなかったといいます。
さらに、ニュース映像で見た限り、ポケットから小銭を出して『二礼二拍手一礼』もせず、じっと手を合わせていました。
一応、少しでも宗教色をなくそうとしている訳ですよ、一国の首相が。これが配慮なんです。

 首相:「平和を願う一国民として参拝。不戦の決意で祈った。近隣諸国とは未来志向の形で努力していきたい」(同日昼の政府与党連絡会議にて)
細田官房長官:「首相の職務として参拝しているのではない」

にもかかわらず、早速騒ぎ始めてるみたいですな。自分たちのことは棚に上げて。

本当は個人の信条で参拝するわけだから、他人に配慮なんておかしな話なんだけど、
それでも一国の首相である小泉さんはこれまでの4年間も『気配り』をしていたわけで、
たとえば
 「内閣総理大臣 小泉純一郎」と記帳するにしても、これは職業だからしょうがないよね。
��まあ、職業は別に書かなくてもいい、と言われればそうかもしれないけど。)
その上で、政教分離に配慮し玉ぐし料ではなく献花料としてポケットマネーから支出して、神道形式の「二礼二拍手一礼」しないという形式を取っていたわけでしょ、それなのに騒ぐやつは騒ぐんだよ。
国内の不満を日本に向けさせて国民のストレスを発散させようって考えはいい加減やめたほうがいいよ。
国として抗議とか遺憾の意を表明するのはいつものこととして、そういう『煽り』があって一般の国民が騒ぐんだとしたら悲しいことです。
本当に一部の馬鹿タレだけが騒いでいて、それを過敏に報道してるだけと信じたいけど。実際はそうでもないのが頭にくるし、悲しい。
小泉さんの参拝がダメなら、大使館の前でデモ行進するのはもっとダメなはず。
暴動的に日本企業関連施設を攻撃するのはいいんですか?サイバー攻撃はいいんですか?
自分たちのことを棚にあげて抗議するのはよくないですよ。笑われるだけ。
今の中国、韓国って、ビジネスとして儲け話は友好的に、で、靖国参拝のように付け入る隙が会ったらなんでも突っ込んでやる、的な感じが凄く嫌です。
個々の国民とか、立派で友好的な人がいっぱいいるのに。
いい加減、日本の内政的なことに口を挟むのはやめてもらいたい。
そして、島根県の一部やガス田を横取りするのはやめてもらいたい。
小泉首相は参拝後に自民党の中川国対委員長と会った際、
「秋の例大祭だから、マスコミの皆さんがずっと待っているから、待たせていては申し訳ない。おれは絶対に参拝するんだから」と述べたという。
任期もあと1年を切ってますよ、小泉さん。来年は終戦記念日に。『内閣総理大臣』として参拝を。
関連記事:産経新聞10月18日付朝刊 【主張】首相靖国参拝 例大祭にしたのは適切だ
2005/10/22 追記
靖国神社に祀られている『神々』に対して誤解されている方が多数いるようですので、
一度再確認するのはどうでしょうか。
考え方が変わるかもしれません。
http://www.yasukuni.or.jp/annai/index.htmlから
『概要と案内』→『靖国Q&A』をご覧になってください。

2005年10月17日月曜日

ついに2005シーズンが終わっちゃいました。

F1ファンの皆様、お疲れ様でした。
中国GPが終わり、一段落といったところでしょうか。

琢磨君は残念な結果でした。
リタイア時は8位というポジションにいましたが、SC中にピットに入らなかったからで、
その後走っていてもおそらく守りきれなかったでしょう。
ある意味で今期の彼を象徴するレースとなってしまいました。
ジャンプスタートにしてもそう。
『気合が空回り』とは、きっとこういう状態を言うのだろうと思うくらいに。

フェルナンドが優勝してさらにポイント追加、McLarenとのコンストラクターズタイトル争いにも勝利したRenaultチームです。
ペナルティーを受けたジャン・カルロも4位でチェッカーを受けたし、セカンドドライバーとしての仕事は一応果たした感じでしょう。
そしてラルフとTOYOTAもおめでとうございます、ということで。
いまいちラルフに『会心の笑顔』が見られなかったのが若干気になりますけど。
マイケル兄貴は散々な結果でした・・・だからかな?
これからの一番の話題は『11番目の新チーム』と『琢磨のシート』ですね。
熱ーいストーブリーグの開幕です!
琢磨君もいまひとつ切羽詰った感じがしないんで、きっとほぼ来期のシートは決まってるんだろうと楽観することにしようっと。

2005年10月16日日曜日

5.451kmで3秒の差。

上海は一周5.451km。
F1中国GPでの公式予選の結果、琢磨とフェルナンドの差はおよそ3秒。
これが出走順とマシンの差というものか。

琢磨の場合、実際には燃料をかなり積んでの予選だったと思われるが、
それにしても3秒差って大きいよなぁ。

上海でのファステストラップが1分32秒くらい。
単純計算でレース終了までに2周遅れになる可能性もあるってこと。
F1の世界での3秒差ってそれくらい大きいんだよねぇ。

この3秒差の理由が決勝レースで、『ああ、そういうことだったのかっ!』って我々をうならせるくらいの作戦によるものなら良いけど、そういうことって全くと言っていいほど期待できないしなぁ。BARじゃ。

琢磨の個人技に賭けて、BARでの最後の決勝を楽しむことにしましょうかね。

気になる来期の新チーム=HONDA+BS+亜久里+琢磨+杉浦、なんていう噂も結構現実味があるって言う形で聞こえてくるし、来期エントリー期限の11月15日にはいったいどういう結果になっているのか楽しみ。

2005年10月13日木曜日

Movable Type 3.2日本語版 Release-2 の提供を開始。

公開日の9月29日からまだ2週間ほどしか経過してないのに、早くもRelease-2とは。
開発者様、もうちょっとβで様子見たほうがよかったのかも。

そして、3.2利用者さん。3.1xからアップグレードしないでもうちょっと様子見てればよかったかも。
私も反省&後悔してます。

ついでに書くと、3.2にしてから設定をまったく変えてないのにImage::Magickが利用不可に。
そんな人ほかにいますか?もしいたらぜひコメントください。サーバーサイドの問題なのかな。

以下、http://www.sixapart.jp/movabletype/news/2005/10/12-1850.htmlから転載。


Movable Typeユーザーの皆様


大変お待たせいたしました。本日より、Movable Type 3.2日本語版 Release-2 (以下、3.2-ja-2と称します。) の提供を開始いたします。


3.2-ja-2は、10月5日にご案内しましたBerkeley DBの環境下での3.2の不具合を修正したものです。加えて、recently_commented_onの処理を見直し、パフォーマンスが低下していた現象を修正しています。


既にMovable Type 3.2日本語版を導入されている方は、大変恐縮ですが、最新版の3.2-ja-2をダウンロード願います。


変更点は、次の通りです。



  • Berkeley DB環境にて、エントリーの投稿を行うと MTEntryNextなどのナビゲートリンクが消える不具合を修正しました。(ooba, ogawa)

  • Berkeley DB環境にて、再構築時におけるメモリー使用量の増加により、再構築できない現象が発生する不具合を修正しました。(ogawa)

  • recently_commented_onの処理により、パフォーマンスが低下する現象を修正しました。



3.2-ja-2は、以下の方法で確認していただくことができます。



  1. ダウンロードしたファイルを解凍すると、"MT-3.2-ja-2"ディレクトリが自動生成されます。

  2. インストール後のバージョン表記が、"3.2-ja-2"になります。



2005年10月10日月曜日

一夜明けて。 -F1日本GP-

キミの追い上げは凄かった。逆にフィジケラ、もうちょっとガンバレッ!
タイヤがきつかったみたいだけど。

たとえ17番手スタートからでも関係ないのがここ数戦でのMcLaren Mercedes MP4-20。
非常に完成度の高い仕上がりでまさにドライバーの意思をダイレクトに伝える機敏な動き。
今年の日本GPはキミのためのGPだったといっても過言ではないはず。
一度降格したのも感動へのシナリオだったという感じ。

そして鈴鹿の主役となるはずだった琢磨とヤルノ、およびジャックとファン-パブロの間で起きた2件のアクシデントには厳しいペナルティーを科す判断が下された。特に琢磨くん。

ジャックとファン-パブロのクラッシュへの裁定は、ジャックの決勝リザルトに25秒のタイム加算。
コンストラクターズタイトルを争っているマクラーレンのポイント獲得のチャンスを潰したというのが、ペナルティーの理由のようだ。
それでも25秒加算。タイトル争いに水を差してもその程度?
この結果、記録としては1時間30分25秒433となり、ルーベンスがジャックの前でチェッカーを受けたこととなってルーベンスが11位、ジャックが12位というリザルトとなった。
ジャックのおとがめは上海での予選出走順が1つ早くなただけ。甘いといえば甘ーい。甘すぎるかも。(琢磨比)

その一方で、厳しい処分が下されたのが琢磨。
琢磨は13位でチェッカーを受けたが、スチュワードは失格との判断を下しリザルトから除外した。
SCあけの10周目、シケイン進入でヤルノのインに入った琢磨はヤルノに接触し、その衝撃で車を大きく破損してそのままリタイア。

でもあれはどうなんだろう、もちろんぶつけられた(と思っている)ヤルノにしてみれば、チームの地元GPで活躍の場を失ったわけで、琢磨に対して厳しく非難している模様。TOYOTA陣営も心中穏やかではないだろうが、抜きどころと抜き方しては一応セオリーなんだろうと思う。
お約束のイン側を1車身空けた空けないの話になれば、これはもう当事者同士じゃないとなんとも言えないと思うし、たとえVTRで見た感じがどっちが悪い、悪くないの話になってもこれはスポーツなんだから、部外者がどうこう問題でもないのかもしれない。琢磨にしても見せ場つくんないといけないわけだし。
それにしても、最初の1コーナーといい、何とかならなかったのかなぁ、琢磨くん。
一回引いてからもう一度、という気持ちがあればもうちょっといけたのかな、とも思われる。
もちろん、『たら』・『れば』は禁物の世界ではありますが。
まあ、説教じみたことは言う気はありませんし、そんなの一視聴者の私が言うのも口はばったいし。
でも一つ感じたことは、去年の車ならイケイケでも何とかコントロールして抜いていけたんだろうけど、
それが今年の車はRenault、McLarenに完全に負けてるんだから、気持ちとしてはイケイケじゃダメだったんだと思う。
こうして今シーズンを振り返ると、もっとクレバーに、というと彼に失礼だが、去年とやり方を変えられなかったのか、あえて変えなかったのかは別として、結果が結果だけに、BAR(HONDA)と来期契約できなかったのも仕方ないかな。悔しいけど。
不運といえば不運だけど、それ以前に自滅した部分が多いと思う。
バトンも色々憎たらしいが、でも実力あるドライバーだし、憎たらしいのは『ドライバーとして』以外の彼なわけで。ドライバーとしては負けてるよなぁ。完全に。
でも、たとえ何処に行っても応援するから、ガンバレ、琢磨!
その前に、上海だ!
・・・だけど、リザルト抹消という厳しい処分により、予選アタック順は1番目。
狂った歯車はどんどん悪い方向へ回っていくのだった。
PS、どうしても書きたい(言いたい)こと。
フジテレビ、史上初の生中継とか大風呂敷広げた割には何だよ、あの中継は。
CM入れすぎ。というか、入れるタイミングをぜんぜんわかってない。
あれなら録画のほうが良いよ。
それ以前に永井と山田も問題だ。
ただで見てる人はそんなもんなんだろうね、扱いが。
やっぱ721だね。
もう地上波見るのはやめよう。
��本当は地上波でも同じ内容を録画でやってくれればいいのに、と思ったりもする)

2005年10月8日土曜日

Windows Update WGAを回避する。

7月25日より、Windows Updateサイトから手動で更新する場合には『WGA(Windows Genuine Advantage)』と呼ばれる認証システムをパスすることが必要となった。

関連記事:マイクロソフトの「Windows Genuine Advantage」、いよいよ全世界で実施に
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20085782,00.htm

このWGAにより、違法コピーされたWindowsはもちろん、VLも同様にはじかれてしまう。

ここ数ヶ月間、回避策について色々取りざたされているが、もともと違法で手に入れたものを何とか正当化して使う事に関してはみんな努力を惜しまないものだなぁ、とある意味感心させられる。

関連記事:「Windows Genuine Advantage」にまたもや回避策
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20086214,00.htm

ヤフオクなんかでもかなりの出品数。供給があるのは需要があるから。
自分で何とかするより、気軽にお金で解決したい(あるいは自分ではどうにもできない)輩が結構多いようである。

ところが、これが案外簡単に回避できてしまったりする。

その方法とは、『LegitCheckControl.dll』というIEのActiveXアドオンファイルを無効にしてしまうというもの。
LegitCheckControl.dllを無効にすることにより、WGAの認証画面は現れない。
私と同等以上のスキルをお持ちの方ならもうお分かりだろうが、手順が気になる人のためにヒントだけ置いておく。悪用禁止。

WGA_toolmenu.gif


Movable Type 3.2日本語版へのアップグレードは必要か?

発表されて間もないのに、色々不具合も報告されているMovable Type 3.2日本語版。
わたしもアップグレード中にちょっとした勘違いというか凡ミスで壊滅させてしまい、再インストールの憂き目に会いました。
まあ、これはMovableTypeの責任ではないのだけれど。

でも、アップグレードしよう、とさえ思わなければ、現状のままなんら問題なく動いていたはず。

特に不具合とか、問題とか感じてないんだったら、アップグレードってするもんじゃないですね。
これは昔からのお約束といえばお約束ですが。

やっと各カテゴリーの主要エントリーを倉庫から引っ張り出してきてデータベースに保存。
過去倉庫のほうも整理しないといけないんだけど、これは時間があるときに少しずつやることにします。
以下、参考までにMovable Type 3.2日本語版不具合に関する記事をまとめてみました。


9月29日19:03まで公開していたMovable Type 3.2日本語版に同梱している"Template Backup and Refresh"プラグインで初期化ができない現象がありました。すでにインストールされた方は、以下のファイル TemplateRefresh.zip をダウンロードし、展開したファイルをplugins/TemplateRefresh/TemplateRefresh.plと差し替えてご利用ください。
現在、ダウンロードできる Movable Type 3.2 日本語版では、この問題は解消されています。
この度は、みなさまにご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。


Berkeley DBの環境下でMovable Type 3.2日本語版をご利用のお客様へのお知らせ
http://www.sixapart.jp/movabletype/news/2005/10/05-1955.html#moreより引用
去る9月29日より出荷を開始しました、「Movable Type 3.2日本語版」について、Berkeley DBをご利用のお客様で、以下の現象を確認いたしましたので、ご案内いたします。
コメントの受信時に、MTEntryNext などのナビゲートリンクが消えてしまう。
再構築時におけるメモリー使用量の増加により、再構築できない現象が発生する可能性がある。
recently_commented_onの処理により、パフォーマンスが低下する可能性がある。
これらの問題について、現在修正版を準備中です。今しばらくお待ちください。
ご迷惑をおかけした利用者の皆様には大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

2005年10月1日土曜日

『のまネコ』問題におけるAVEX側のコメント。

当Blogで色々書いている関係上、あくまで参考資料として、削除されたものを含め、一応貼っておきます。



苦情がきたら削除します。




■「のまネコ」に関するエイベックスネットワーク株式会社の発表について

��http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050908noma.htmより転載 2005/09/30削除)


先般エイベックスネットワーク株式会社が発表した「のまネコ」の商標出願(出願人:有限会社ゼン)について、説明申し上げましたが、言葉足らずのところがあり、みなさまに誤解を生じさせ、混乱を招 いたことにつきまして、関係者の方々ならびに関連するみなさまにまずはお詫び申し上げます。


わたしたちはビジネスを行っておりますから、プロモーションの結果生じた市場の反応に対応してさ らにその活躍の場を広げていきたいと常に考えております。しかし今回出願した商標につきましては、あくまでもグッズとして展開されるキャラクターの「のまネコ」のみであり、当然のことではありますが、わたしたちが、モナーの利用に対して権利を主張することは一切ありませんし、他のアスキーアート (例:しぃ、モララーなど)に対しても同様です。再度申し上げますが、あくまでも商品開発における「のまネコ」に限定した商標登録出願でしかありません。


今回モナーを始めとするアスキーアートキャラクターを愛し育ててきたみなさまに対する配慮が足りなかったことは、エイベックス・グループとして反省いたしております。


今後、わたくしたちは、いわゆるネットコミュニティのみなさまともより一層深いコミュニケーションをとらせていただきながら、多くの人々に楽しんでいただけるクリエイ ティブなエンタテインメント・コンテンツを世の中に出して参りますので、よろしくお願いいたします。


エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月23日




■のまネコ著作権について




当社製品に使用されているキャラクター「のまネコ」は、「のまネコ」の著作権を管理する有限会社ゼンと商品化契約を締結した上で使用しております。


「のまネコ」は、インターネット掲示板において親しまれてきた「モナー」等のアスキーアートにインスパイヤされて映像化され、当社と有限会社ゼンが今回の商品化にあたって新たなオリジナリティを加えてキャラクター化したものですが、皆様において「モナー」等の既存のアスキーアート・キャラクターを使用されることを何ら制限するものではございません。


何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。


有限会社ゼン http://www.e-zen.info/


エイベックス ネットワーク株式会社 2005年9月8日





モナーの勝利?

2ちゃんの管理人、ひろゆき氏の公開質問状発表から期限の1週間が経過した今日、AVEXから『いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方』と題する文章がWebに掲載されました。



色々言い訳してますが、モナーを取り戻すために一生懸命がんばった皆さんの勝利、ということなんでしょうか。どうもそうでもないようで。

グッズ販売ページに小さくリンク張ってるだけだもんね。しかも、『のまネコ』グッズの販売は継続中。



確かに、問題の大きさに対して、『反省文』の扱いが小さいように思えます。で、『殺人予告』を引き合いに出して、モナーを取り戻すべく奮闘している皆さんに『貸し』を作って『こっちは大人なので折れてやった』的表現とも取れる文面です。



この文章の発表に伴い、以前の『のまネコはモナーじゃなくてAVEXのオリジナル』らしきことを語っていたページ(http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050908noma.htm)は削除されています。



今回の『反省文』も、いつ削除されるか怪しいので、とりあえず以下に貼っておきます。苦情がきたら削除します。



それにしても殺人予告なんてあったんだねぇ。結構こまめにチェックしてたんだろうね、関係者は。

それにしても、嫌がらせは許される行為じゃないです。




■いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方

��http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050930info.htmより転載)



この度、私たちが販売しております「のまネコ」に関して、これまで皆様に混乱を招いたことを反省しつつ、「のまネコ」にかかわって今まで私たちがしてきたことをすべて見直しました。


結論から言いますと、現在CDに特典としてつけているマイアヒ・フラッシュを今後はもうつけないことにしようと思います。また、「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。こうすれば、多くの方々が共有財産として楽しんでいる「モナー」等について、私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を完全に払拭できると考えたからです。


私たちは、昨年10月に、「恋のマイアヒ」の楽曲を使ってアスキーアート文化の影響を受けた映像と共に音楽を楽しむ面白いフラッシュを見つけました。そのフラッシュは、使用許諾なく楽曲を使用していましたが、「これは非常に面白いので、是非皆さんにも楽しんでもらおう」と思い、作者の方に私たち用に改めてフラッシュを作ってもらい、もちろん作家の許諾を取った上で、CDの特典映像としました。それがマイアヒ・フラッシュの始まりだったことは皆様ご存知のとおりです。


しかし、その後CDの売れ行きが予想もしないぐらい伸びたことを背景に、私たちはビジネスとして、ぬいぐるみ等の「のまネコグッズ」をオリジナル商品として出すことにしました。その商品は、マイアヒ・フラッシュのイメージを残しつつ新たなオリジナリティを加えて別のキャラクターとして描き下ろされたものであり、もちろん「モナー」とは異なるものとして作っていただいたものですが、皆様には、「のまネコ」は上記のような経緯で誕生したマイアヒ・フラッシュと同様のものであると受け取られ、「のまネコ」によって「モナー」等のアスキーアートの自由な使用が制限されるのではないかといった様々なご不満・お叱りをいただきました。


私たちは、「のまネコ」は「モナー」とはまったく別物であり問題ないと考えていたからこそ、海賊版に対抗すること等を考えてごく普通に商標登録出願をしてもらったのですが、皆さんの気持ちの中では、「同じようなもの」というように捉えられたのだと思います。正直なところ、私たちは、別物ではあるものの、上記のとおりアスキーアート文化をバック・グラウンドとしてもつマイアヒ・フラッシュの知名度が「のまネコ」グッズ販売の一助になると考えておりました。


しかし、このことが原因で今回の混乱を招いた以上、直ちにマイアヒ・フラッシュの提供を中止し、「のまネコ」の図形商標の登録出願も取り下げることで、皆さんに安心していただこうと決心した次第です。

と、発表しようと思っていた矢先、本日未明、2ちゃんねるにエイベックス社員に対する殺人予告が載せられました。「のまネコ」問題が取りざたされるようになってから、今までも、一部の心ない方から嫌がらせまがいのことが私たち及び関係者に対して行われてきましたが、善意のファンや一般消費者の方々の声を真摯にうかがおうと思い、特段の措置はとりませんでした。しかし、今回のものは明らかに不法かつ著しく反社会的であって到底見過ごすことができるものではないので、警察に被害届けを出すことにしました。


この事件に接して、正直言って、冒頭からの発表文を出すことにややためらいを感じましたが皆様を信じて当初の予定通り発表させていただきます。



エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月30日