2005年12月4日日曜日

どうする!?亜久里さん! -来季F1エントリーリスト発表-

12月1日に発表になったFIAの来季F1エントリーリストには残念ながらスーパーアグリ・フォーミュラワンの名前はありませんでした。

この件で亜久里さんのコメントは、

『私たちの『SUPER AGURI Formula 1』の名前は残念ながらリストに掲載されていませんでした。理由としては参加登録に関する手続きに不備があったためです。』
『私たちの目標は、あくまでも来年の開幕戦のグリッドに2台のマシンを並べることです』
『応援してくだっさているファンのためにも、目標に向けて精一杯努力を続けて参りますのでよろしくお願いします』

というように、参加をあきらめずに再申請を行う模様。

なぜリストに入ることが出来なかったのか?に対する推測は色々と飛び交っているけど、
要点としては、大きく2点。
1、参戦料4800万ドル(約54億円)の未納
2、必要な書類事務が完了されていなかった
ということらしい。
本当にそれだけが理由なのかはなんともいえないけど。
再申請をクリアして、来季参戦を実現するには、FIAの承認だけでなく、リストに載っている全チームの承認が必要となる。
この件に関してモズレーは、
『他のチームから了承を得なければならないということだ。それは少し困難なものになるかもしれない』と、コメント。
どうして困難になるかというと、チームが11チームに増えることによって各チームが受け取るテレビ放映権の収入の分配が減少してしまうから、下位チームからの賛同を得にくい状況にあるからで、その辺を上手くクリアーできれば何とかなるのかもしれないが、明らかに準備期間が短か過ぎた感は否めず、とりあえず見切り発車するよりはじっくりと2007シーズンからの参戦を狙ったほうがいいと思うが、どうでしょ。
そして、最後になったけど、発表されたリストによると、ホンダは『HONDA』 チームとなり、やっぱりBARの名前は切ったみたい。残すんじゃないかとか色々言われてたけどね。TOYOTAにも対抗して完全ワークスチームとしての出発ですね。
そして、まだ未定枠が3つあることはあるが、琢磨クンの来季はかなり厳しいことになってきたなぁ。
バーレーンのグリッドに何とか琢磨クンがいて欲しいけど、焦らずじっくりとスーパーアグリでの参戦準備を進めてもらいたい気もするし、なんとも複雑な心境でございます。


《参考》
2006フォーミュラワン・チャンピオンシップ・エントリーリスト
1.フェルナンド・アロンソ(スペイン)/ルノー
2.ジャンカルロ・フィジケラ(イタリア)/ルノー
3.キミ・ライコネン(フィンランド)/マクラーレン・メルセデス
4.ファン・パブロ・モントーヤ(コロンビア)/マクラーレン・メルセデス
5.ミハエル・シューマッハ(ドイツ)/フェラーリ
6.フェリペ・マッサ(ブラジル)/フェラーリ
7.ラルフ・シューマッハ(ドイツ)/トヨタ
8.ヤーノ・トゥルーリ(イタリア)/トヨタ
9.マーク・ウェーバー(オーストラリア)/ウィリアムズ
10.ニコ・ロズベルグ(ドイツ)/ウィリアムズ
11.ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)/ホンダ
12.ジェンソン・バトン(イギリス)/ホンダ
14.デビッド・クルサード(イギリス)/レッドブル
15.未定/レッドブル
16.ニック・ハイドフェルド(ドイツ)/BMWザウバー
17.ジャック・ビルヌーブ(カナダ)/BMWザウバー
18.ティアゴ・モンテイロ(ポルトガル)/MF1
19.クリスチャン・アルバース(オランダ)/MF1
20.未定/トロロッソ
21.未定/トロロッソ

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