11月15日、エントリーリストから除外という意外(?)な結果で始まったスーパーアグリチームの再申請ですが、ここにきてやっと既存10チームからの承認を得られ、再申請へのグリッドにつけた模様。
大方の見方は楽観的で、ここまで来れば来季からの参戦はまず大丈夫だろう、という感じなのですが、いくら出場資格を得られても、道のりはかなり険しいと思われます。
Zakspeed-Yamaha時代には、全戦予備予選落ちという不遇の時もありました。
そんな亜久里さんだからこそ、マシンの重要性は重々わかっているはず。見切り発車ではドライバーが辛い思いをするだけだって事も。
F1Racing.jpにも連日関連記事が掲載されています。
http://www.f1racing.net/ja/news.php?newsID=105867 スーパー アグリ 全チームの合意を獲得か?では、
『元アロウズのファクトリーをベースとするスーパー アグリは、開幕戦から数戦を4年落ちのアロウズA23シャーシとホンダV8エンジンのパッケージで戦うことになるだろう。そして、ニューマシンは5月にデビューする予定となっている。』
4年落ちのクルマ+俄か作りのチームでいい成績が望めるほどF1は甘くないはずです。
それは重々承知の上で我々ファンはほのかな期待を抱いてしまいます。
『何かやってくれるのではないか』と。
ちょっと自己嫌悪にも似たいやな感情ではあるのですが、
やっぱり現実を見るのと、何かを期待するのとでは後者のほうが気持ち的に大きい自分がいます。
期待を裏切って欲しい!(いや、実は期待通りに何か『どでかいこと』をやらかして欲しい!)
一方、ドライバーは誰なのか?という楽しみもあるわけで、われらが琢磨君はともかく、もう一人は誰?って話になりますが、これまたF1Racing.jpの記事によりますと、
『噂によると2005年にジョーダンをテストドライブしていた山本 左近がセカンドドライバー候補に浮上してきている。また、スーパー アグリのIRLドライバーである松浦 孝亮も有力候補の1人である。
一方、ホンダのバックアップを受けているスーパー アグリ F1のファーストドライバーのシートは佐藤 琢磨で確定的となっている。』
http://www.f1racing.net/ja/news.php?newsID=105946 スーパー アグリ まだFIAから承認を得ていないより
やはりかねてからの噂どおり、松浦君の名前もありますねぇ。
さて、どうなりますことやら。
プレスリリース(2005/12/21)
SUPER AGURI Formula 1(チーム代表、鈴木亜久里)は、本日2006年度F1世界選手権出場に関する再申請の必要条件であった全10チームの了解を得ることができました。
チームは今後、再申請の手続きを急ぐとともに、FIA(国際自動車連盟)からの正式な承諾を受けることになります。正式エントリー発表まではいましばらく時間を要しますが、今回の件に関しての関心の高さを考慮して、取り急ぎご報告申し上げる次第です。正式エントリーが決まりましたら、改めてご連絡申し上げます。
チーム代表・鈴木亜久里氏
『今回のF1世界選手権への再申請にあたり、各チームが暖かく私たちを迎え入れてくれたことに深く感謝いたします。今後も皆様の期待を裏切らないよう、チーム一丸となって邁進していきますので、今後ともさらなるご支援をお願いいたします』
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